育児休暇中のママ薬剤師にオススメの在宅ワークや副業とは。

薬局薬剤師は女性が多く、結婚や育児で育児休暇を取得しなければならない場合があり、その後の仕事も迷うママ薬剤師さんもいるのではないでしょうか。


この記事では、下記の読者に情報発信できたら幸いです。

・育児も少し落ち着いてきたので、空いた時間に在宅ワークをしようと思っているが、ママ薬剤師として活躍できる在宅ワークを知りたい。
・なるべく子供の傍で育児と仕事の両立を目指したい。
・ママ薬剤師でもできる副業って何があるのか知りたい。

育児休暇中のママ薬剤師にオススメの在宅ワークや副業とは。


1.一般的に在宅ワークは何があるのか
2.ママ薬剤師の強みを生かしたオススメの在宅ワーク
3.仕事紹介から報酬を受け取るまでの流れ
4.在宅ワークのメリット
5.在宅ワークのデメリット
6.まとめ

お役立ちコンテンツとは、薬剤師による「薬剤師のため」の仕事に関する有益な情報を発信する記事になります。
アドセンスやアフィリエイト(広告利益取得)等による広告収入を得るの目的は一切なく、薬剤師の仕事の悩みを解決できるようなコンテンツを目指します。

1.一般的に在宅ワークは何があるのか

はじめに、在宅ワークにはどのようなものがあるのか?について紹介していきます。在宅ワークといっても、得意な領域に応じて色々ありますので、まずは分野ごとにみていきます。

文章を書くことが好きな方は、次のようなお仕事があります。

・Webライター
・ブログ記事代行
・セールスコピーライター
・アフィリエイト

順番にどのようなお仕事かを解説していきます。

Webライターとは、Webサイトに掲載するコラム記事やウェブ広告などの文章作成を行う今注目のお仕事です。ライティングスキルや知識を学びながらお仕事することができます。そしてなんといっても、インターネット上のサービスが多様化しているため、仕事の募集も多くニーズの高い職種になります。報酬は文字単価で表され、Webライターとしてスタートする目安は、文字単価0.5~1円です。ライティングスキルやマーケティングスキルが向上していくと文字単価1円以上を狙うこともできます。つまりスキルや経験を積んでいくことで報酬が上がります。お仕事は、クラウドソーシングで募集しており、クラウドソーシングについては後述します。

ブログ記事代行とは、Webライターの一つですが、個人や企業が運営しているブログ記事の代行業務になります。文字単価やお仕事の受注はWebライターと同程度です。

セールスコピーライターは、「商品やサービスを売るためのキャッチコピーを考える」お仕事です。報酬は、一案件ごとの支払いが多く数万~数十万円になることもあります。しかし、Webライターより高いスキルが求められ、仕事を受注することも難しくなります。

アフィリエイトとは、インターネットを利用した広告のひとつで成果報酬型広告です。ユーザーがWebサイトに掲載している広告主の商品やサービスを購入・申し込みをすると、広告主は広告を掲載したWebサイトに対し、売上の一部を報酬として支払います。そのため、商品の広告を掲載するWebサイト、例えば自身のブログなどが必要となります。最近は、Instagramでアフィリエイトができるようになりましたので、あなたのInstagramで運営が可能です。

手先が器用な方は、次のようなお仕事があります。

・イラストレーター
・ハンドメイド

イラストレーターとは、Webや紙媒体、ソーシャルゲームなどで使用するイラストを描くことがお仕事です。クラウドソーシングを通じてクライアントから依頼を受けて仕事を受注することが一般的です。しかし、最近は「elu(エル)」というサービスでデジタルデータを販売することもできるようになりました。そして、海外では大手企業が相次いで参入しているNFT(Non Fungible Token)というデジタルデータを販売するシステムもあります。よって、クライアントワークだけではなく、ご自身の作品を直接販売することも可能です。

ハンドメイドは、アクセサリーやポーチ・財布などの小物類を作成し販売するお仕事です。作った作品は、「メルカリ」や「BASE」、「minne(ミンネ)」などを通じて販売します。

勉強や教えることが好きな方は、以下のようなお仕事があります。

・オンライン講師
・自宅講師
・問題集の作成・採点
・翻訳

オンライン講師とは、様々な教室の講師をオンラインで行うことです。例えば、塾や家庭教師、英会話、プログラミング、料理教室など募集は多岐にわたります。自分が得意な領域や好きな趣味が、オンライン講師としていかせるかもしれません。

自宅講師は、オンライン講師のオフライン版です。自宅を教室として利用できる場合は、塾を家庭で開いたり、料理教室を行ったりFace to Faceで行います。

問題集の作成・採点は、その名の通り、問題の作成と採点業務になります。具体的には、小学生向けの漢字テスト~調剤報酬請求事務の予想問題など領域や専門性も様々です。

翻訳は、外国から日本語にもしくは日本語から外国語に訳す仕事です。いずれも語学力が必須の業務となります。

2.ママ薬剤師の強みを生かしたオススメの在宅ワーク。

次にママ薬剤師の強みを生かした在宅ワークはどのようなものがあるのでしょうか。こちらを紹介していきます。

メディカルライター
・ブログ記事作成およびブログ運営
・医薬関係の翻訳
・書類作成・データ入力

メディカルライターは、健康や医療に関わる専門的な情報をわかりやすい文章で発信するお仕事です。専門家向け、一般向けと読者の対象に合わせて文章を作成する必要があります。健康や医療に関わる内容であるため「正確な情報」が求められますし、薬機法が定める医薬品や医療機器の知識も必要です。そのため専門知識を有している「薬剤師」のニーズは高く、文字単価も通常より高く設定されていることが多いです。日々進歩するサイエンス領域をインプットして、得た知識をアウトプットしたい人に向いています。

・ブログ記事作成およびブログ運営とは、健康や医療関連のブログ記事を代行して作成したり、ご自身でブログを運営したりすることです。記事代行は、クラウドソーシングでお仕事を受注するクライアントワークが基本です。一方で、ブログ運営はご自身でブログを立ち上げて、記事を執筆していきます。メリットは、自分のペースで記事を投稿していくことが出来ます。一方デメリットは、収益化させるのに時間を要します。なぜなら、執筆したブログへどのように集客させるのか、集客したユーザーからどのように収益を得るのかなどライティングスキルの他にマーケティングスキルが必要だからです。ライティングスキルやマーケティングスキルを身につけたい人、これからブログを立ち上げたいと考えている人に向いています。

・医薬関係の翻訳は、医療用語など専門用語を翻訳するため専門知識は必須です。専門知識や語学力を活かしたい人、世界の最先端情報に触れたい人に向いています。

・書類作成・データ入力は、薬事申請に必要な書類作成やデータ入力などの業務です。専門知識が必要である一方で、フリーランスとして働くことは難しく製薬会社や医療機器メーカーへの就職が必要です。専門知識をいかしてメーカーでバリバリ働きたいと人に向いています。

3.仕事紹介から報酬を受け取るまでの流れ

続いては、仕事の紹介から報酬を得るまでの全体像を理解していきます。

ここではクラウドソーシングを利用する場合を紹介します。「クラウドソーシング」とは、インターネット上で企業や個人が不特定多数の人に業務を委託(アウトソーシング)する業務形態です。

報酬受け取りまでの簡単な流れは、仕事応募→仕事内容の説明および商談→完成確認・修正→完了・報酬受け取りとなります。それでは、もう少し具体的に紹介します。

クラウドソーシングへ会員登録後、希望するお仕事を検索し、気に入った仕事に応募します。その際、相手はより信頼できる人へ仕事を依頼したいと思っておりますので、あなたがどんな人物でどんなスキルを有しているかがわかるようにプロフィールを充実させておきましょう。

応募した仕事相手から返信があると、業務内容や報酬の商談をクラウドソーシングのシステムを利用し行います。そこでお互い合意が得られるとお仕事に移行します。

お仕事が終わると業務委託先へ報告し、修正を行い完成品の納品を行います。

納品が完了すると契約した報酬が支払われます。

4.在宅ワークのメリット

ママさん薬剤師の在宅ワークのメリット3点を紹介します。

・好きな時間に仕事ができる
・ライティングやマーケティングスキルが身に付く
・薬剤師として復職後も副業として継続することができる

在宅ワークの最大のメリットは、好きな時間に自分のペースで仕事ができることです。例えば、子供が寝てからの時間や朝起きるまでの時間、お昼寝の時間、子供が一人で遊んでいる時間、旦那さんが子供の面倒を見てくれている時間など数分から数時間の隙間時間を利用してお仕事が出来ます。旦那さんの協力が得られれば、より長い時間を確保することが出来ますね。

続いては、スキルが身に付くことです。Webライターやブログ運営を例にすると、在宅ワークをすることでライティングスキルやマーケティングスキルが身に付きます。特にマーケティングスキルは薬剤師業務だけでは得ることが難しいですが、在宅ワークでスキルを獲得しスキルアップできることは大きなメリットになります。ここで、「マーケティングスキル」って何?と疑問があるかもしれませんので簡単に解説を加えます。「マーケティングスキル」とは、一言でいうと「あなたが書いた記事やブログにいかに集客するか」です。執筆した記事にアクセスが多ければ多いほど、収益増化につながります。よって、インターネットを活用する日が無い世の中で「マーケティングスキル」は重要なスキルとなります。

そして最後に、ママさん薬剤師として在宅ワークで稼ぐことが出来たら、復職後も副業として継続することが可能です。薬剤師は専門職ですので、世間では安定している職種と言えるかもしれません。しかし、このコロナ禍で世の中の働き方は劇的に変わりました。この先何が起こるか誰もわからない世の中で、薬剤師としても収入源を増やすことは非常に重要です。更にここでは深く解説しませんが、副業することで節税することにも繋がりますね。

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4.在宅ワークのデメリット

一方で在宅ワークのデメリットはなんでしょうか。これはメリットの裏返しでもありますが、「自分のペースで仕事が出来ない」です。子供は想定外の連続です。突然熱を出したり、怪我をしたりすることもありますよね。ママがそばにいないといけないことは日常茶飯事なので、自分のペースで仕事が出来ないことは大いに考えられます。そのため、クライアントの締め切りに間に合わなかったり、時間が指定されているお仕事に遅れてしまったりすることも想定出来ます。余裕をもって納期を設定すると良いでしょう。

5.まとめ

育児休暇中も専門知識を有するママ薬剤師にオススメの在宅ワークについて解説しました。育児で大変かもしれませんが、子供の成長と共に自分の時間も増えてきます。そんな自分時間を自分のために使うことも大切ですが、あなたの専門知識は必ず誰かの役に立ちます。その方法は、様々ですのでご自身のライフスタイルやご家族の協力体制、あなたがやりたいことなどから在宅ワークを選んでみてはいかがでしょうか。在宅ワークで得られたスキルが今後の人生を豊かにして人生の幅を広げていくでしょう。

最後までご閲覧いただきありがとうございます。

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